人里離れた山奥に人知れず生息するダマスクローズ。
道はなくこの場所に行くにはロバに乗って行く以外、手段はありません。
人里離れていたからこそ守られた自然からの贈り物。
こだわりの蒸留方法
《アラブ産の野生のダマスクローズの蒸留方法》
●朝摘みされたバラをその日中に、水蒸気蒸留方法で精油とバラ水にするのが一般的なやり方ですが
『ヴァスパー』のダマスクローズウォーターはカビの繁殖を防ぐため、また香りをより高めるため、まる一日、乾燥させます。
●通常、高品質とされる精油とバラ水はバラ花1に対して、水2の割合で蒸留されますが、
『ヴァスパー』のダマスクローズウォーターは、バラ花1に対して天然水1の割合で蒸留します。
また乾燥バラを用いることにより、通常より贅沢に多くのバラを使用しています。
←伝統的な蒸留工程を活かしつつ、衛生管理を整えた工場で、ヴァスパーのオイルは蒸留されています。
《独自の抽出方法で贅沢にエクストラクトを抽出》
アルコールなど化学薬品を使用せず、水をメインに抽出する伝統的な蒸溜法で抽出。
IP66の抽出方法。*IP:Indian Pharamacology
この抽出方法だと化学薬品を使わない分、原料の量が通常より多く必要となりますが、その分、良質なエクストラクトを抽出することが可能です。ただし、通常の化学薬品を使用した抽出の8倍のダマスクローズが必要になります。
ダマスクローズ の歴史
ダマスクローズの「ダマスク」はシリアの首都「ダマスカス」が由来という説と、「ダマスク織」という紋織物が由来という説があります。
そのダマスクローズ は、ダマスカスに持ち込まれ、そこからフランス十字軍によってヨーロッパに持ち込まれ、広まっていったと考えられています。
その香りと、アンチエイジングパワーは、クレオパトラやマリーアントワネットをも魅了したとか。
ゾロアスター教では、紀元前12世紀から、バラ水を宗教儀式に使用したと言われていますので、その歴史ははかり知れません。
ヴァスパーが原料として使用するダマスクローズ も、少なくとも300年前から、その地に野生で生息しているバラたちです。